技術書典12特集 - Unity Weekly #053

2022年1月22日から1月30日まで開催されている技術書典12の中から、Unityに関する書籍を紹介します。

Unity入門の森 によるUnityゲームプログラミング入門・チュートリアル

Unityチュートリアル ゼルダ風3Dアクションゲーム制作講座 スマホアプリ化対応:Unity入門の森

Unityゲームプログラミング入門講座 RTSタワーディフェンスゲームを作る:Unity入門の森

unity初心者は何から始める? 60分で簡単に作れるビリヤードゲーム講座:Unity入門の森

@bako_XRgameさんが執筆する、Unityでゲームを作るための入門・チュートリアル書籍です。

本書では、「アクションゲーム」や「タワーディフェンスゲーム」など実際のゲームを想定して、空のプロジェクトから実際にゲームを作るためのアセットから設定、スクリプティングについてたくさんのスクリーンショット付きで解説しています。

1冊の書籍を写経すると、実際に動くゲームが実装できるように執筆されています。

UniTips Vol.8

UniTips Vol.8:株式会社サイバーエージェント ゲーム事業部

株式会社サイバーエージェントのゲーム事業部の有志によるUnity開発のTipsを紹介する書籍です。

Unmask For UGUIを用いてチュートリアルを実装する方法やAddressablesの実装解説、パフォーマンスを追求するためのC#コーディング、新しいInput Systemのうちデバッグに関する機能紹介について、それぞれ執筆しています。

Unity Automated QA攻略ガイド

Unity Automated QA攻略ガイド:いか小屋

@nowsprintingさんが執筆する、Unity社の提供するUIテスト補助ライブラリのAutomated QAパッケージに関する書籍です。

本書では、Automated QAパッケージの概要およびユースケース・導入方法から、テストケースをRecorded Playbackで記録しTest Generationを用いてCIを実行する方法、Recorded Playbackのデータに依存しないテストを行うヘルパーであるTest Driver APIや操作を連続実行するAutomatorsなど、パッケージの一連の機能やその使い方を紹介しています。

また、Test Generationで生成したテストをUnity Test Frameworkで実行する際に便利ないくつかのTipsや、パッケージを使う際のトラブルシューティングについても執筆されています。

Fish-NetでUnityのマルチプレイゲームを作ろう

Fish-NetでUnityのマルチプレイゲームを作ろう:Deniverse

@xrdnkさんが執筆する、HLAPIソリューションの1つであるFishi-Networking(Fish-Net)について解説する書籍です。

Fish-Netについてその概要やネットワークモデル、ベンチマークとしてネットワークライブラリであるMirrorとの機能比較からFish-Netを構成する各種コンポーネントの紹介、OwnershipやRPC・SyncTypes・BroadCastなどの各種機能を紹介しています。

また最後に、Fish-Netを用いたサンプルプロジェクトの実装についても紹介しています。

Unity+Airtest 自動テストの手引き

Unity+Airtest 自動テストの手引き:うどんてっく

@udon_quさんが執筆する、Airtestを用いた自動テストについて紹介する書籍です。

本書では、AirtestとPecoについての概要からそれらのツールのインストール方法、Airtestを用いたテストを記述して実機で動作させるまでの基本的な利用方法について紹介しています。

また、Airtestを用いたUIや汎用処理やPecoのUIObjectProxyを用いたUI処理の紹介、テストでよくある処理を具体的にどう書くか逆引きリファレンスが用意されています。

KLab Tech Book Vol. 9

KLab Tech Book Vol. 9:KLab 株式会社

KLab株式会社の有志の方々による合同誌の9作目です。

Unityに関係する記事として「4. C# 向け JSON デシリアライザ Hurisake.JsonDeserializer を作った」、「5. オンライン対戦を支える独自シリアライズフォーマット」が執筆されています。

「4. C# 向け JSON デシリアライザ Hurisake.JsonDeserializer を作った」では、著者が自作した Hurisake.JsonDeserializer の、開発経緯や他ライブラリとの性能比較、Unity対応などのこぼれ話が紹介されています。

「5. オンライン対戦を支える独自シリアライズフォーマット」ではUnityでも利用できる、KLab社の同期通信基盤(Golang実装)で利用されている独自シリアライズフォーマットについて、その概要から独自クラスを含んだ各型のフォーマット紹介、独自シリアライズフォーマットを用いたルーム関連の処理(フィルタリングやプロパティ保持の方法)などについて紹介されています。

だれでもわかるUnityでVR開発 細かいTips編

だれでもわかるUnityでVR開発 細かいTips編:則天去私

@REAL12E_softさんが執筆する、UnityでのVR開発に関する書籍です。

本書では、VR開発を行う際に必要になるカメラや手、オブジェクトを掴むための各種設定や、開発時に役立つTipsを紹介しています。